現代でも聴けるオールディズ的ジャパニーズメタル
インディーズの80年後半90年前半に爆発的ヒットを飛ばしメジャーに進出、今もなお活動中のジャパニーズメタルバンド、gargoyle
ガーゴイルがインディーズでリリースしたアルバム『禊』『檄』『璞』ミニアルバム『回顧録』(ジャケットはLPサイズだった気がする)
どこか和のティストが在るガーゴイル、歌詞も叙情的なメロディアスギターもバンドの特徴としては一度聴いたらこれはガーゴイルと1発で分かる所も個性的
現在和楽器バンドや陰陽座などジャパニーズバンドはあれどガーゴイルは90年代にジャパニーズティストをやってのけていた先駆者のように思う
爆上がりの起因は?
当時はバンドブームの後半、前半のホコ天のワリと軽めのロックサウンドからXの登場により徐々に厚めの音質へと変換した時代
Xや筋肉少女帯、BUCK-TICKやLUNA SEA、ラルク、AIONやZI:KILL、などなどいずれもインディーズでのライブやCD制作が基礎となってメジャーへと格上げされている
いずれのバンドも当時アマチュアで自主制作しライブも自分達で興行していたわけだからそのエネルギーは40代の自分でも尊敬に値する。奇抜・ビジュアル系と言われる存在でありながら地道に活動する姿勢、見習いたいですね
しかし今と違って当時は音楽発信はデモテープと呼ばれたカセット、カセットテープからCDの時代へ。
当時CDのプレス代100枚で10万とかじゃなかったかなぁ。。
バイトして楽曲買って曲作ってライブしてCD売ってその繰り返し、本当に骨が折れる作業かと思います。
ガーゴイルはライブの帝王とも呼ばれておりその活動力と当時の資本力が見事に需給のバランスを崩してCDのプレミアを起こしたんだと推測出来る
インディーズならではの爆上がり起因ではないでしょうか
この辺の発信▶︎拡散▶︎メジャーになる流れは媒体が変わっただけで変わりはない
しかし垂れ流しもまた自身の価値を下げてしまう要因になりうるわけで
改めて自分を表現する時、何事にも自分を安売りはしない方が良いと感じる
その後は短期で爆上げしたバンドや今もなお支持されているバンドと多岐に渡る
中長期ではLUNA SEA、ラルク、などが印象的。ロックをポップスに食い込ませたGLAYもそう。
長期ではXが世界的なX JAPAN、マネジメントが秀逸そうなBUCK-TICKが挙げられる
百聞は1聴に如かず
短期で爆上げだったのがガーゴイルだったと思う。CDにプレミアが付き筆者も中古屋で3000円の回顧録を10000円で買った記憶がある。
回顧録のハンティングデイズは名曲!
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ガーゴイル、当時インディーズならではの生産枚数が需給のバランスを崩した所は今の投資する際もとても参考になる
そんな事情抜きでも楽曲がとにかく素晴らしい。30年経っても今も聴いている。
特に屍忌蛇の感情を乗せたギターはたまらない!
それを支えるベースもマイナーセブンスを敷いている楽曲が多くドラムのスネアアクションも素晴らしい
ジミヘン、ジミーペイジ、カークハメットやスティーブバイを育てたジョーサトリアーニに並ぶと言ってもいいくらい泣きを弾けるアーティストだと思う
”Vertigo 163“より youtube
個人的には不倶戴天、アタマガコワレタがとても好き。
不倶戴天のギターの泣きは圧巻。
アタマガコワレタと別アルバムのfukyoのkibaさんはホント真面目に仕事とかしない方が良いと思わせてくれる笑
狭い価値観を今も解き放ってくれる
Halleluyahは言うまでもなく名曲だし混迷の現代にこそまた聴きたい名盤です♬